“Fukushima radiation”
detected in Scotland rain
1 April 2011, updated at 14:26 GMT
グラスゴーに降った雨から、日本の福島原子力発電所のものと思われる、非常に低い線量の放射性ヨウ素が検出される。
ケイスネスにあるドーンレイ核施設周辺で採取された野草サンプルや空間線量の測定において、ヨウ素131が検出された。
FSA(食品基準庁)へSepa (スコットランド環境保護機構)からの報告があった。
FSAは「過去数日間、スコットランドに降った雨の検証を行った結果、非常に低濃度のヨウ素131の存在が認められた。
現在更なる検証が進められ、最終的な結果は来週のはじめに得られると期待している」と述べた。
当局によると、ヨウ素131の降雨は8日後には半減し、16日後には25%まで減少したという。
DSRL(ドーンレイ地域再生会社)は大気、海洋生物や野草検体を定期的に観察し、原子炉によって潜在的な環境汚染が起きているか否かを確認している。
ヨウ素131は、アイスランドやフランスを含むヨーロッパ内で、その形跡をたどられている。