2012年9月4日火曜日

子供と犬と安全


Safety and dogs

犬によって子供が殺されたり、大きな怪我をさせられる事はとても稀ですが、しかし子供の安全を考え対応を行う事が賢明でしょう。

この記事は、2004年2月に子育ての専門家であるEileen Hayesによって書かれました。また、2008年9月にHeather Welfordによって最後の再監修が行われました。

子供と犬を一緒にすることには困難が伴います。2006年と2007年、犬によって怪我をし英国内の病院に入院した9歳以下の子供たちは900人以上に上ります。

犬と一緒にいる時の注意を子供にすると共に、以下の事を教えるべきでしょう。
²  “首の周りに抱きつかない”で、頭や胸を優しく撫でる
²  犬の目を真直ぐに、じっと見つめない事。犬は脅しの行動と理解してしまいます
²  犬の周りを走ったり大きな声を上げる事はしない
²  犬が食べている時や寝ている事はそっとしておく
²  犬は、優しさと尊敬を持って扱う事

あなたの犬による危険性を最小限にするためには;
²  子供との相性が一番良い犬種は何かを知ってから、犬を飼う事
²  評価の良いブリーダーから入手する事
²  きちんとしたしつけ教室に犬と参加し、子供の周辺にいる時の正しい行動を教える
²  ベッドなどから降ろす事を習慣にする
²  子供のおもちゃや服の素材に似た犬のおもちゃは避ける
²  子供にとって危険になるような荒々しい遊びは、大人であっても犬とは行わない

赤ちゃんを迎える

既に犬を飼っているあなたが始めての赤ちゃんを迎える際には、以下の注意事項を知り、やきもちによって攻撃的行動を起こさせないようにしましょう。
²  始めの数週間に、日々の散歩量を縮小させる等、赤ちゃんが生まれる前に日々の生活パターンを変更する
²  赤ちゃんを2階で寝かせるのであれば、犬を上がらせないようにする
²  毛布にくるんだ人形を見立てた赤ちゃんを相手に沢山の注目を与えてみて、犬の反応を見る

Safekidsという団体は、出産後始めての帰宅の際は数時間犬を赤ちゃんには会わせない事を勧めています。その後、犬にリードを付けた状態で赤ちゃんに合わせると良いでしょう。

屋外では

特に見知らぬ興奮する犬や、大型犬などが行く手に立ちはだかり怖い思いをした親御さんは多いのです。
どの様な場面でも、子供が新しい犬と接する時は以下の事に気をつけましょう。
²  犬に近寄る前に、飼主の許可を得る
²  まず、犬に手の甲のにおいを嗅がせる
²  怖がる子供を叫ばせたり走らせたりせずに、じっと立ったまま腕を脇に付けて静かに動かせない
²  犬を真直ぐ見つめない。また、おもちゃや骨を取り上げたりせず、顔を近づけたりさせない

もし子供が噛まれたら
²  感染を防ぐために、流水に傷口を10分間当てて洗浄する
²  くっつかない滅菌包帯で覆う
²  出血を止める為に、可能であれば傷口を堅くえおさえながら高い位置で保つ。もし傷が大きく、深く、汚れていて出血がひどい場合は、医者や看護婦に診せる
²  諸外国の中には狂犬病などの危険性があり、犬に咬まれるという事がもっと深刻な問題の場合がある。ただちに医療手当を求める事